Bluetoothシリアルアダプタ

概要
Bluetoothシリアルアダプタは、シリアルプロファイルを持ったBluetoothモジュールをFT-817に接続することによって無線でFT-817をコントロールすることを可能にします。
従来のRS232CケーブルをBluetoothに置き換えることに相当します。

回路図
回路図は以下のようにしました。FT-817のシリアル通信はTTLレベルなので、RN42->FT-817の信号は分圧抵抗で電圧を落としています。RN42からFT-817へのシリアル信号はFT-817で受信できたので直結しています。
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秋月で販売されているBluetoothモジュール 「RN-42 Bluetooth 2mmピッチ変換モジュール」
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08690/
を別途購入し20ピンのソケットに挿入します。

RN-42 Bluetooth 2mmピッチ変換モジュールはシリアル通信プロファイルを搭載しているのでボーレートの設定をすればシリアル通信を簡単に無線化できます。また、技適も取得しているので日本国内で使う場合もコンプライアンス上問題となりません。
安価に出回っているHC5やHC6を使ったBluetoothモジュールは技適を取得していないものが多いので国内で使う場合は注意が必要です

完成した基板に、RN-42 Bluetooth 2mmピッチ変換モジュールを取り付けると以下のようになります。
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左側に端子台、右側にBluetoothモジュールが乗っかっています

初期設定
RN42は最初に初期設定をする必要があります。シリアルポート経由で設定を行うため、PCとRN42間をシリアル通信するために変換アダプタを使います。 USBシリアル変換ケーブル(5V)は秋月で以下のURLより入手します。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-05841/
M-05841

USBシリアル変換ケーブルのピナサインは以下の通りです。
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USBシリアル変換ケーブルとBluetoothシリアルアダプタを以下のように接続します
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PCにUSBシリアル変換ケーブルのドライバをインストールし、USBシリアル変換ケーブルをPCのUSBポートに挿入します。
Bluetoothシリアルアダプタ上のLEDが点滅します。
RN42の初期設定、115200bps,N,8,1 (パリティなし、8ビット、ストップビット1)でTeratermを起動します。
TeratermのデリミタをCRLFとして$$$を送信するとコマンドモード(CMD)になります。
コマンドモードで、
SU,9600
で9600bpsにセットします。(有効になるのは、電源OFF後)
次に、
SQ,256
とし、ストップビットを2にします。(FT-817のシリアル通信はストップビット2となります)
参考:
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これで、Bluetoothシリアルアダプタの初期設定は終了しましたので、端子台に接続した電線を外します。

次に、FT-817本体のシリアル通信の設定を9600bpsにセットします。(FT-817取り扱い説明書 参照)

FT-817とBluetoothシリアルアダプタの接続
FT-817とBluetoothシリアルアダプタの接続は以下のようにします。
注)FT-817のコネクタに出ている13.8Vは容量が足りないため利用できません。
別途、ACアダプタを準備して電源を供給します。
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使い方(電源)

 

android アプリ
Bluetooth2 に対応したアンドロイド端末を準備し、Pocket RxTx を以下のURLよりインストールします。
https://play.google.com/store/apps/details?id=ro.yo3ggx.rxtx&hl=ja
他にもアプリがあるようですが、Pocket RxTxが多く使われているようです。

動作確認時の動画