EK7 エレクトロニックキーヤー(エレキー) PIC12F683

 

ek7 003trimEK7 002trim

 

 

Microchip PIC12F683 を使ったエレキー EK7 製作時のメモになります。

概要
マイクロチップ社のマイコンPIC12F683を使ったエレキーです。スイッチ付きのVRで電源のONとキーイング速度を変更できます。サイドトーンモニターとして圧電ブザーを使っています。圧電ブザーはPWMのDUTYを変更するとこによって音量を調整することができます。

回路図
回路は以下の通りです。電源は、3端子レギュレータで内部回路用の5V電圧を作っています。スイッチ付きのVRで電源の入り切りとキーイング速度を変更します。別の半固定抵抗でモニター音量を調整します。
パドルは3.5mmステレオジャックで受け、キーイング出力も3.5mmステレオジャックになります。

ek7schematic使用パーツのほとんどは秋月電子や千石の通販で購入できるものです。

 

PCB(基板)
完成したPCBは以下の通りです。
EK7 008trim
キーイングモニター用のLEDはケースに実装時に取り付ける予定で、写真ではつけていません。ケースへの収納を簡単にするために、スイッチ付きVRと3.5mmジャックは片側に寄せて配置しています。

ケースに収納
基板はケース収納時にスイッチ付きVRをフロントパネルにネジとめすることによって固定します。
フロントパネルの加工でスイッチ付きVR、LED、3.5mmジャック2ケの穴をあけます。穴の位置関係は以下の通りになります。
paneldim
これらの穴加工ができるケースを捜せばよいことになります。
今回はタカチのMX3-11-12BBというケースが以前別の用途で購入し手持ちにあるので、これを使うことにします。

ek7_case 001trim
基板の大きさに対してかなり大きめなので収納も難しくなさそうです。
ek7_case 004trim

 

このケースはアルミ押し出し成型タイプのもので、上下のアルミ部品を前後にずらすと分解することができます。基板はこのアルミ部品に固定することもできますが底部に取りつけねじの出っ張りがでてきてスマートでないのでフロントパネルで固定することにします。フロントパネルとリヤパネルは樹脂製で加工は比較的簡単です。

フロントパネル部分にCADで作成した穴あけ用の目印をはり、ドリルで穴あけします。手持ちのドリルは直径5mmφまでしかあけられないので、5mmより大きな部分はリーマを使います

EK7_photo 005trim

 

 

EK7_photo 011trimあけた穴を基板を使って確認します。

EK7_photo 018trim裏から見るとしたのようになります。スイッチ付きVRにはパネル固定のときに干渉してしまう突起があるのでこれをニッパーで落としておきます。

EK7_photo 019trimこの時点ではLEDは基板に半田付けしていません。実際の取りつけ位置が決定してから固定するほうが安全だとおもい後回しにしました。LEDを半田付けした後の写真が下になります。SW付きVRとは距離が近すぎたかもしれません。

EK7_photo 027trim

ケース内には9V電池も収納するので固定する前にレイアウトを確認します。

EK7_photo 033trim

この位置で9V電池固定用プラスチックパーツを両面テープで固定します。

EK7_photo 037trim位置が決まったのでケースを組み立てます。

EK7_photo 041trim完成したエレキーが以下の写真になります。

EK7_photo 045trimek7 007trim

ソフトウエア
PIC内のソフトウエアはmikroC PROで作成しています。mikroC PROはライブラリが豊富なコンパイラで内部モジュールを扱う関数も多く含まれていて便利なツールです。

仕様
1:電源 8-14V DC 100mA
2:速度 約5-60WPM VRで可変可能
3:モニター:圧電ブザー。反固定VRで音量調整可能
4:短点、長点比 1:3 固定
5:キー出力:オープンコレクタ(トランジスタリグ専用)
6:パドル:アイアンビックタイプ
7:長点メモリ、短点メモリ:有り(短点、長点共全期間の50%の時点より短点、長点メモリ開始)
8:メッセージメモリ:無し

 動画
製作時の動画は以下になります。