PIC16F18326 を使ったエレキー(EK18326)

Microchip PIC16F18326を使ったエレキーを製作しました。今回は、タカチ製ケースGHA7-3-7に収まるように設計しました。GHA7-3-7はプラスチック製のケースなので穴あけ加工も容易です。

概要

EK18326は電池CR2032で動作するエレクトロニックキーヤーです。キーヤーはアイアンビックタイプをサポートし、キー出力はオープンコレクタになります。
モニター用に圧電ブザーを搭載してあります。

回路図

回路図は以下の通りです。

スイッチ付きのVRで電源のON/OFFとキーイング速度を変更することができます。
CPUは3Vで動作可能な、PIC16F18326を使用しています。
また、基板上の半固定VRでモニター用ブザーの音量調整が可能になります。
キー出力のオープンコレクタ部は、デジトラといわれるベース抵抗を内蔵したものを使っています。



基板概要

PCBは約55mm x 59mmの大きさでタカチ製ケースGHA7-3-7Pに収まるようにしてあります。


パーツ類を実装した状態は以下の通りです。

基板上の主要パーツの説明は以下の通りです。

ソフトウエア

ファームウエアはC言語にて記述しました。mikro Electronika 社のmikroCコンパイラを使っています。

仕様

EK18326の仕様
電源:CR2032 1ケ
キー速度:約4-60WPM(スイッチ付VRにて可変)
ブザー音量:可変(PCB上の半固定VRにて設定
電源電圧チェック機能:あり。スイッチON時にCR2032の電圧をブザー音で確認可能
モニターブザー:あり 基板上の半固定VRにて調整可能

接続パドル:アイアンビックタイプ
キー出力:オープンコレクタ。 12V系トランシーバ対応(終段が真空管のトランシーバには非対応)
メッセージメモリ機能:なし
短点、長点比: 1対3 で固定
短点長点の切り替え: あり。基板上のジャンパーピンにて単点と長点の入れ替えが可能
推奨ケース:タカチGHA7-3-7PG GHA7-3-7PB

配線方法

動作説明

準備
電池ホルダーにCR2032をセットします。パドル入力部分にアイアンビックパドルを接続、キー出力部分とトランシーバのキー入力を接続します。

スイッチ付きVRを回し、電源をONします。
起動時に電池の電圧をチェックし電圧に応じてブザーを断続します。
電池電圧が3.0Vあれば4回ブザーが鳴り、電圧が小さくなると3回、2回と減少していきます。ただし、電圧の測定精度は高くないので目安程度に考えてください。

起動時のブザー回数(電池電圧と回数の関係)
2.7V -> 1回
2.8V -> 2回
2.9V -> 3回
3.0V -> 4回
3.1V -> 5回


パドル操作によってキー出力に出力し、ブザーが鳴ります。

基板上のジャンパーJ2によって単点と長点を入れ替えることができます。

モニターブザー音量は基板上の半固定VRで音量を調整することができます。
圧電ブザーなので音量は小さめです。

動作確認

動作確認時の動画

ケースへの収納

 

ケースへ収納する場合は、タカチ製プラスチックケース GHA7-3-7PG, GHA7-3-7PB をつかいます。

関連リンク

配布基板のリンクは以下になります。
配布基板のページ